【ドイツ連邦議会選挙】投票日と結果は?ビスマルク2017

欧州の選挙イヤーとなる2017年の締めくくりはドイツ連邦議会選挙の9月24日の投票日となります。
オランダ、フランスに続きEUにとって最も重要な牽引国であるドイツ。ドイツ連邦議会選挙でメルケル政権が再び継続となるか。

〈選挙後の混乱〉
フランスでマクロン政権が誕生した段階で余程の事がなければメルケル政権が継続となるとの公算が高まりました。同時に日本経済界に危惧されるEU崩壊というシナリオも取り沙汰されなくなっていきました。

しかし船出は概ね、順調な政権運営を期待されたマクロン大統領の現状は支持率を大幅に下げるスキャンダルの火消しに奔走中。
貧困層向け住宅の家賃を上げたところに、自身のメイクアップ費用に金をかけ過ぎであるとの大きな批判からも、今後の難しい内政の舵取りを如実に示す状況。

〈テレビ討論会〉
話はドイツ連邦共和国に戻し、去る9月3日にはベルリンでドイツ連邦議会選挙を控えて、一度きりのテレビ討論会が行われました。
与党のキリスト教民主同盟党首のメルケル首相と政権奪取を睨む社会民主党のシュルツ党首。

〈支持率〉
討論会直前にはメルケル首相が既に支持率14ポイントリードしており、更に討論会直後の世論調査では20ポイントリードするに至りました。
まさにメルケル首相としてはこのテレビ討論会も追い風という結果。引き続きEUの牽引国たるドイツが保持されるもよう。

投票日迄の残り三週間足らずに、予測不能な大問題が起こらなければ、結果はメルケル首相の4選が確実となるか。
4選となれば16年の長期におよぶ政権となります。
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〈ビスマルク長期政権〉
過去にドイツ帝国初代宰相のビスマルクはドイツの前身プロイセン首相から数えて、ドイツ統一を挟んで凡そ28年という長期政権となり当時の国際秩序に於いても主導的人物となりました。
当時は立憲君主制であり皇帝がいたドイツ。しかし今は、あまり表に出ない大統領がいて皇帝のいない共和制国家となったドイツ。

立憲君主制の長期政権と共和制国家の長期政権では国家としてどういった違いが表れてくるか。
長期政権となるメルケル政権の今後も重要となりそうです。

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