【ベーリング海峡沖の隕石衝突】
2018年12月にベーリング海峡沖で知らないうちに起こっていた隕石衝突は、隕石自体の大きさが直径10メートルの大型貨物程度とされていますが、その質量は1500トンと一般的な大型車の凡そ100倍というもの。
この極めて凝縮された岩石質の塊が大気圏に毎秒32キロメートルという超高速で突入した際に、急激な摩擦熱により上空25キロメートル辺りで大爆破を起こしました。その威力は広島原爆の10倍という規模のものとなりました。
【隕石衝突を回避する方法】
こうした小さめの隕石を予め発見して、隕石衝突を防ぐ手段は現在のところありません。
現在考えられるものとしては人工衛星などで見つけたら、レーザーで撃ち落とすという方法。しかし今回のように小さな隕石を前もって見つけるというだけでも技術的に相当に先の話になります。
このベーリング海峡の隕石衝突は数ヶ月以上も経過してからニュースになる始末で、これにより隕石衝突を回避する方法論に再び注目が集まっています。
今回のように海ではなく陸地で、しかも都市部上空でこのような隕石衝突ともなれば人類滅亡へと繋がる甚大な被害が出るのは避けられません。
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