1億年ぶりに蘇る細菌と氷河から発見される遺体

【1億年ぶりに蘇る細菌】
このほど凡そ1億年前の白亜紀、恐竜の全盛期であっただろう時代の細菌の培養に成功した。
人類の歴史が600万年から700万年前と言われているので、それよりも遥か前に存在した微生物が海底から1億年ぶりに息を吹き返したことになる。低温の南太平洋の海底深くから現代に蘇った細菌は日本の海洋研究開発機構や大学と米国の大学の研究プロジェクトにより発表された。
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【氷河から発見される遺体】
近年では地球温暖化により、氷河が溶ける事で遭難した人々が発見されている。
半世紀以上、戦時中から行方不明になっていたクレバスに閉じ込められていたであろう夫婦の遺体がほぼ当時の状態で発見され、当時の幼少期から行方を追っていた残された遺族により本人確認がされたという欧州内陸部。残念ながら人間の場合は遺体や服装などが当時の状態をほぼ保っているとはいえ、息を吹き返すなどという事例はない。

【溶ける永久凍土の恐怖】
このように冷凍保存が叶わない人間に対して、永久凍土が溶けて建物やインフラが歪み、遠くない先に街が消滅の危機に晒されている極東では、更にその永久凍土に閉じ込められていた過去の病原菌が再び猛威を振るうのではないか?という物騒な話しもある。
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